『ドルアーガの塔』研究室 管理日報

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函館ゲーセン・メモリーズ【3】イトーヨーカドーのゲームコーナー

函館にイトーヨーカドーと長崎屋が出来たのは、80年代の前半頃だったと思う。

そのときの函館市民の歓迎っぷりは、すさまじかった。

なにせ、コンビニなんてものもない時代。買い物といえば、生鮮食品を売るスーパーか、高級なイメージのあるデパートぐらいしか選択肢がなかった。
そこに、広々とした店内に家電も洋服も生鮮食品もあって、本もおもちゃもレコードもあれば、ちょっとした食事もできる「ショッピングモール」的な店舗の出現は、一種のカルチャー・ショックと言えた。
当時は連日、「オープンまであと○日お待ちください」というカウントダウンCMが流されていたあたり、市民の期待がうかがえよう。

イトーヨーカドーと長崎屋は、ほぼ隣り合って建てられており、どちらも同じように市民に愛されていた(余談だがイトーヨーカドーは、元は「ショッピングセンターいちい」という店舗のあった場所に建てられ、ビル名も「イチイビル」という)。

だが、アーケードゲームに限って言えば、イトーヨーカドーの方が充実していた。
長崎屋にもゲームコーナーはあったが、正直あまり印象に残っていない(80年代に『ハイパーオリンピック』で鉄定規を使っている人を見たことと、90年代にセガの『レーシングヒーロー』が置かれていたぐらいしか記憶がない)。
そして長崎屋は、現在MEGAドン・キホーテ函館店へと変わってしまった。

今回は、イトーヨーカドー函館店(以下「ヨーカドー」)のゲームコーナーについて書いてみる。
ヨーカドーのゲームコーナーは、地下1階から2階まで、時期によりさまざまに流浪してきたのだ。



地下1階の時代(1980年代)

一番冷遇されていた時期にして、一番古い記憶では、なんと言っても地下1階の階段の下、普通だったら物置にしか使われないようなスペースに置かれていた時期だろう。
記憶の糸をたどりつつ、先日その跡地を写真におさめてきたのが、コレ。


イトーヨーカドー函館店の階段下

この右側の除雪用具のある奥の部分。
当時は仕切り的なものも何もなく、ただ階段下のスペースにテーブル筐体が何台か置かれていたのだ。


イトーヨーカドー函館店の階段を斜め上方から

斜め上方から見たところ。
右側の踊り場部分の下に、ゲームが並べられていた。

階段の真下なので天井も低く、頭をぶつけないようにかがみながら、数台のテーブル筐体に向かい合う人々。端から見てると、まるで苦行のような状況だったが、それでも当人達は楽しんでいた。
ここには『ルート16』があったことを覚えているが、他のゲームに関してはまったく記憶がない。


次に、同じ地下1階の、今度は店の一画にちゃんとしたスペースが設けられ、そこに移動した。
ゼビウスの銀色ポスター(「ゼビウス感覚…」というキャッチコピーが書かれていた)が飾られ、オレンジ色の小さなアップライト筐体に『ニューラリーX』『アタック・オブ・ザ・UFO』『バーニンラバー』『クレイジーコング』といったタイトルが置かれていたのは覚えている。

しかし、ここで一番よく遊んだのは、子供向けのメダルゲーム機動戦士ガンダムだろう。
ルーレットを回して、\ガンダムー/ とぅるっとぅるっとぅるっ、とか遊ぶアレだ。
子供にとっては、それぐらいが怖がらずに、飽きずに遊べたのだろう。当時のビデオゲームは、やはり子供にとっては異世界のものであった。

この場所での営業は長く続いたようで、その後『アフターバーナーII』のシングルクレイドル筐体が置かれ、子供がお金も入れず無邪気に操縦桿をガチャガチャやっていたのを、注意してどかして遊んでいた記憶も、おぼろげながらある。


1階の時代(1990年代)

その後、90年代前半ごろになって突如、1階の大通りに面したガラス張りのスペースに進出した。
というのも、一介のゲームコーナーではなくなり、セガの系列テナントセガワールド函館が入居したのだ。

当然ながら、ここではセガのゲームが充実した。
『パワードリフト』『ダークエッジ』、アーケード版の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』などが置かれていた記憶がある。
『ラッドモビール』『バーチャレーシング』『アウトランナーズ』なんかは、この店で初めて遊んだ。
また『バーチャファイター』なんかもここで見て、衝撃を受けたものだった。

個人的には、ここで『アウトランナーズ』をひたすらやり込んでいた。
裏ワザで、左右の選曲ボタンを同時に押すと「ジングルベル」が流れるのだが、クリスマスイブにそれをBGMにして遊んでいた……なんて思い出もあったりもする。

ほかにも子供用の遊具などもたくさんあり、親にとっては買い物に連れてきた子供をここで遊ばせておき、中高生はこの近辺にはない大きなセガの直営店として遊ぶ。
まさにゲームセンターとして、理想的な状況にあったのだ。
この頃が、一番輝かしい時期だったと言えるだろう。

しかし、90年代半ばには自分が地元を離れてしまったこともあり、その後の顛末は不明瞭だ。


2階の時代(2000年代?)

次に見たときには、すでに2階のわずかなスペースに追いやられていた。

恐らく、セガがテナントから撤退したのだろう。
窓際の広々としたスペースはファーストフード店となり、ゲームはほんのわずかな筐体が、2階で稼働するのみだった(それでも『バーチャファイター4』が稼働していた記憶はある)。


現在も、ヨーカドーのゲームコーナーは、2階で営業を続けている。
ゲームは『太鼓の達人』『マリオカート アーケードグランプリ2』などが設置され、他にはプライズマシンが並べられている。

かつての「親が買い物に連れてきた子供を遊ばせておく場所」という役割は残ってはいるものの、もうひとつの「中高生が最新ゲームを遊ぶ」という場所では、もうなくなってしまった。
しかし、それでもイトーヨーカドー函館店がオープンしてから続いているとおぼしきゲームコーナーは、今もその歴史を途絶えることなく、子供達に遊びを提供し続けているのだ。


大きな地図で見る

イトーヨーカドー函館店の大通り沿いのガラス張りスペース。
この内側がすべてゲームコーナーだった時期もあったが、もはや遠い昔の話……。


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  1. 2013/01/14(月) 23:59:59|
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