『ドルアーガの塔』研究室 管理日報

『ドルアーガの塔』研究室管理人・GILによる、更新履歴だったりつぶやきだったりてきとーに。

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函館ゲーセン・メモリーズ【11】駅前三大デパートのゲームコーナー

最初に断っておくことがひとつ。
じつは管理人は、函館駅前のゲームセンター事情にはあまり詳しくない。
実家からは相当離れた場所であるため、そもそも駅前に来ることすら稀であった。
よって、当時の記憶もかなり乏しく、函館駅前のゲームセンターに関する記述は、かなりあやふやである点をあらかじめご容赦いただきたい。
(そして、できればより記憶の確かな皆様方に、同じようにブログ等で語っていただきたい。)



以前にも記したとおり、JR函館駅付近は函館の繁華街のひとつである。

函館駅の真正面に延びる道路を、路面電車の函館市電が縦断しており、その左右のアーケード街には、大小さまざまな店舗が軒を連ねている。
その中心といえば、なんといってもデパート群。老舗の棒二森屋(ボーニ)と、その正面に建つ和光デパート、少し離れてさいか(彩華)デパートの三店舗が、ほんの半径数百メートルの円内に結集していた。

これらのデパートに共通していること。
それは、上層階にゲームコーナーが存在していたことだ。
函館駅前のデパートのゲームコーナーは、それぞれに特徴的とも言える独自のラインナップを形成していた。


棒二森屋


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ボーニの上層階といえば、なんといっても「おもちゃ売り場」に「大食堂」。
子どもの頃に買い物に連れて行かれた折は、たいてい親が買い物をしている間、おもちゃ売り場に放牧され、時間を潰していた。そして、買い物を終えた親と、たまに大食堂で食事をとる。
窓から眼下に広がる、函館駅前の光景。それは子供心に、天から下界を見下ろすが如き悦楽をもたらしてくれた。

ゲームコーナーが存在していたのは、おそらく7階だったと思う。
だが、ここに来たことはかなり少なかったため、ラインナップに関する記憶はほとんど無い。
たしか『マッピー』『メトロクロス』を初めて見たのが、ここだった気がする。そういえば、筐体やコンパネはナムコ製だったかもしれない。
また、当初はわりと普通のゲームコーナーだったが、ある時期はバックヤードのようなやたら狭いスペースに追いやられていた記憶もある(1985~86年頃?)。

やがて1982年、隣に別館「ボーニアネックス」が建てられる。


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そこの7階にゲームコーナーが移ったのは、いつのことだったか。
前回の冒頭で少しだけ触れたが、学校を卒業後、一時的に函館で働いていたことがあり、その職場が函館駅の付近にあった。
この時はもう比較的新しめのラインナップ、当時のごく普通のビデオゲーム群が設置してあった。ジャレコ製筐体に『V・Ⅴ』『BATSUGUN』『ストリートファイターII'ターボ』なんかが稼働していた。

ボーニアネックスのゲームコーナーは、現在も1フロアをまるまる占有して営業している。
そのほとんどは、プライズマシンやプリントシール機、メダルゲームなどで、ゲームも『太鼓の達人』シリーズくらい。
楽しい場所ではあるが、かつてのような刺激は、そこにはない。

なお、ボーニにはまたちょっと異質の思い出もあるのだが、それは次回書かせていただく。


和光デパート


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ボーニの真正面にある和光デパートは、ボーニとの競合を避けるという意図があったのかもしれないが、昔から風変わりな大型店舗であった。

やや高年齢層向けのファッションが多く、地下には味に定評のある美味しいラーメン屋や、レコード店もあった。
余談だが、ここのレコード店で『ベスト・オブ・ビデオ・ゲーム・ミュージック』の新品CDを見たことがあるが、今のところ現品を見たのはこの店で一度きりだ(当時はCDプレイヤーを持っておらず、また当時の財政状況ではとても手が出なかった)。
また、医療系のテナントが多く入っていたり、ブロマイドなどのアイドルグッズショップなんかもあった記憶が残る。

そして、ここの7階にあるゲームコーナーは、新旧入り乱れてさまざまなゲームが並んでいた。
板張りの床に並んだテーブル筐体では、『パックマンJr.』や脱衣麻雀などが稼働しており、ひときわカオスな雰囲気を漂わせていた。
奥には100円で10分程度ファミコンが遊べる筐体(中にRPGが入っているのは凶悪であったが……)、一方で屋上側の窓ぎわには『ニンジャウォーリアーズ』が置かれてもいた。
メダルゲームは比較的年代物が多く、『ニューペニーフォールズ』などもあった。
窓からは屋上の景色が見えており、他店舗と比べても日光の差しこむ解放感はあった。

このように差別化を図っていた和光デパートも、やがて斜陽の道をたどることとなった。
いつの間にかテナントが次々と撤退を始め、美味しかったラーメン屋も潰れたのか移転したのか、その行く末は知らない。地下をはじめとするいくつかのフロアが閉鎖され、7階のゲームコーナーも撤退してしまった。

この後、7階には「アニメイト」が入居し、板張りの床の上には所狭しと同人誌やアニメグッズが並ぶこととなる。
他にも、鉄道関連の展示フロアやトレカショップなど、マニア向けのテナントが入り、往時とはまた違った盛り上がりを見せていた。

しかし、長い歴史を持つビルも、残念ながら2013年秋をもって閉館、2014年の取り壊しが決まった。
やがて新たなビルが建てられ、駅前の新しい目玉施設となるのだろう。そして、やがては和光デパートの在りし日の姿も、忘れ去られていくのだろう。


さいかデパート

上記の二店舗と比べると、やや地味な印象のあった「さいか」。
ここは2階にYESこと「そうご電器」(北海道で80年代に有名だった家電チェーン店)が入っており、そこにはソフトベンダーTAKERUというパソコンソフトの自動販売機が設置されていた。
中学生の頃からMSXユーザーでもあったので、ここをたびたび利用していた記憶がある。

普段は2階にしか行かないため、じつは上層階にゲームコーナーがあることをしばらく知らなかった。
きっかけは忘れてしまったが、ある時その存在に気づき、行ってみた。
すると、そこには時代に取り残されたかの如く、当時でも貴重なレトロゲームであふれかえっていた。

印象的だったのは、『ジグザグ』『パックギャル』といった微妙に本筋から外れたゲームと、その並びで稼働していた『イスパイアル』。店舗で稼働している『イスパイアル』を見たのは、今のところこれが唯一だ。
また、『マイケル・ジャクソンズ ムーンウォーカー』『ラフレーサー』『ミッドナイトレジスタンス』などが稼働しており、それらは以前にも触れた「ゲームミュージックの生録」にも活用していた。
ほかに、セガ・マークIIIのゲームが何種類か入ったアップライト筐体もあり、『北斗の拳』の海外版『ブラックベルト』で遊んだこともある。
また、かつてはナムコのエレメカ『F1』が稼働していたのか、その壁部分のみがフロアの隅に立てかけられていた。

だが、ここも時流には逆らえず。
末期になると、ワンフロアをまるまる使用していたゲームコーナーは、4階の寝具売り場の片隅に大幅に縮小させられることとなった。
とはいえ、ここで稼働していたセガの『F-1エキゾーストノート』は、寝具売り場という滅多に人の来ない静かな空間で、時折アトラクトにてキレのいいギターサウンドを聴かせてくれていた。
この場所で稼働しなければ、管理人もこのゲームのサウンドの良さに気付くことはなかっただろう。今もってCD化されていないことは非常に残念だ。

そうした思い出を残しつつも、結局さいかは1990年代末に休業、ビルも2002年頃に解体されてしまった。


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跡地は現在、新しいビルが建ち、パチンコ屋が営業している。


デパートのゲームコーナーは、子供にとっては未知のカルチャーに触れる端緒でもあった。
ゲームセンターは暗すぎるし、スーパーのゲームコーナーは狭すぎる。デパートの広々とした空間に敷き詰められた、新旧取り混ぜた野放図なビデオゲームこそが、時に思いも寄らない出会いをもたらしてくれる。
その誘惑に引き込まれたからこそ、今もってゲームを深く愛する方々も多いことだろう。

デパートに買い物に来る家族連れ、親の買い物中に子供が遊びながら待つという性質から、今はそこにマニア性など求められないのだろう。
子供が安心して遊べる場所ではあるが、子供が刺激を受ける場所ではなくなってしまった。


今の子供たちは、どうやってアーケードゲームに触れればいいのだろう?



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  1. 2014/03/07(金) 23:00:00|
  2. 函館ゲーセン・メモリーズ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

懐かしすぎ

18まで函館にいた、今は無き北高出身のおっさんです(笑)
たぶん世代的に近いと思います。
本通に住んでいたのでヨーカドー方面のキャロットハウスや五稜郭のソアラやジャンプにもよく遠征しました。
私はムーンクレスタとかギャラクシャンが好きだったかな?

1985年くらいかな?駅前に行った時、さいかか棒二かは忘れましたが上階のゲーセンに手動のサッカーゲーム(笑)があって当時物凄いカルチャーショックを受けた記憶があります。
函館にかえりたいなぁ〜
  1. 2016/09/13(火) 19:47:55 |
  2. URL |
  3. さすらい #BNiheACE
  4. [ 編集 ]

Re: 懐かしすぎ

北高! 懐かしいですね~。
その近辺ですと、有斗高の近くに「ペガサス」というお店もありましたよね(近辺というほど近くはないですが)。『R-TYPE』目当てに一度だけ行った記憶があります。

手動のサッカーゲームは実物は見たことないのですが、和光やさいかは90年代くらいでも、かなり時代に取り残されたゲームが設置されていましたので、そのあたりかもしれません。

多数のゲーセンが存在したていた函館ですが、今となっては純粋にゲーセンと呼べるのは一軒だけ(昭和にあるギャラクシーゲート)、あとは西武デパートの跡地にある複合商業施設の「BIG BANG」、そして中央自動車学校の裏手にある「ラウンドワン」ぐらいとなってしまいました。
ゲーセンがあるだけでもまだマシなのですが、寂しいですね……。
  1. 2016/09/14(水) 09:07:00 |
  2. URL |
  3. GIL@管理人 #-
  4. [ 編集 ]

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